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当社の考えるCM方式 
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私たちセルフハウジングシステムが考えるCM方式とは?
 
楽(ラク)な家づくりより、楽しい家づくりを。そんな新しい家づくりのシステムが「CM方式」です。
 
(有)セルフハウジングシステム 代表取締役社長 佐藤 圭二
 
 本来、家づくりとは、施主が建てたい家を実現するにふさわしい棟梁を、自分の目利きで選び、その監督下に必要な職人を集めて行われていました。「CM方式」を例えるなら、まさにこの、施主の想いをかなえる「昔ながらの家づくり」の復興だと言うことができるでしょう。
”CM”とは「コンストラクション・マネージメント(Construction Management)」の略です。日本においては、施主が住宅建設事業(新築・改築・リフォーム等)を行う場合には、ハウスメーカーや工務店に一括して発注する方法が一般的な形態となっています。これに対し「CM方式」は専門能力を持った代理人(補佐役)を立てて家づくりに取り組む方式を呼びます。別の言い方をすれば、施主の想いやニーズに応えるための最適な方法を、どうマネージメントしていくかがCM方式なのです。
  一部ではCM方式=分離発注との誤解もありますが、実は別のものです。分離発注も、事業の主体となる施主が行えばいいのですが、そのためには建築に関わるあらゆる専門の知識が求められます。そこで、ほとんどの場合は、設計や、分離発注先である業者の選定、発注金額が適正かどうかの判断、施工全般の監理などをアドバイスしたり、代行してもらえるCM方式とセットで行われることが多い。そう理解して頂ければと思います。
  ですから、CM方式といっても違った形態があり、その中で分離発注を進める場合においても、委託を受ける会社や建築家などによって、考え方や業務内容、進め方も様々です。たとえば当社では、独自に開発したシステムを構築しているため、大別すればCM方式であり結果として分離発注を採用することも多いのですが、敢てCM方式とは呼ばず、「★セルフハウジングシステム」としてお客様にご紹介しています

 
CM方式および分離発注の特徴を、よく把握・理解したうえで、取り組むことが成功の秘訣。
 
 CM方式による分離発注を例にあげると、以下の三つの特徴があげられます。
  一つ目は、工事業者ごとに施主が直接契約しますから、中間マージンや余分な諸経費が削減され、全体としてかなりのコストダウンを図ることができます。
  二つ目は、事業情報が透明になるため、施主が、その工事費用明細や施工内容をより正確に把握することができるという点です。また、支払いは出来高払いにすることが多く、仕上がった工事内容を確認し、納得してからの支払いですから、確実で安心です。
  三つ目は、施主が施工内容をよく把握し、知識を深めることができる点です。これによって住まいのメンテナンスに対する意識も向上するでしょう。また、メンテナンス時には必要な箇所を必要な業者に依頼できるといったことも一括発注にはない特徴と言えます。
  しかし、一方では次のような一面もあります。たとえば、契約業務や支払いが煩雑になり、施主の負担が多くなること。瑕疵(かし)保証について、どの業者がどの範囲まで保証するか、あいまいになる可能性があること。また、コンストラクション・マネージャーが代行するとはいえ、あくまでも契約者は施主自身ですから、建築資材の相場や施工手順、施工内容を把握したり、決定事項に関して全て責任を負わなければならないといった点です。
  このような意味でも、会社・個人を問わず、信頼できるコンストラクション・マネージャー役を選び、依頼することが、デメリットを最小限に抑え、万一のアクシデントを避ける最良の方法と言えるでしょう
 
自分自身で我が家を建てている。そんな実感と喜びこそが、施主としての醍醐味であり満足感。
 
 CM方式や分離発注の採用は、その特徴としてあげたように、一括発注に比べて打ち合わせの回数も必然的に増え、施主が関わったり、決定しなければならない事柄が多く、時間的な拘束や精神的な負担は決して少なくないでしょう。ただ、家づくりは多額の予算で行う一生に一度、多くても二度あるかないかの大事業です。簡単・容易である方がおかしいと思いませんか。また、すべてを他人任せにして、出来上がりに対してだけ不満を訴えるのでは、せっかくの家づくりも台無しです。
  施主としての覚悟、と言うと少し大げさですが、自分自身が建てる家族のための家づくりです。自らの手間ひまをかけてじっくりと楽しみながら取り組むことで、事業を成し遂げた満足感や「我が家」への愛着も違ってきます。これこそが施主としての醍醐味でしょう。その喜びを味あわないのは、もったいないとさえ思います。
 CM方式(+分離発注)の特徴は最初に話したように、コストダウンが最大の魅力であることには違いありません。ですが、単に予算がないから、安くなるからといった短絡的な理由だけではなく、家づくりの本質として、家族を考え、顔の見える業者と一緒に「建ててもらう」家ではなく、「自分で建てる」家づくりに取り組む一つの方法として、CM方式や分離発注を理解し、選択してほしいと思います
 
CM方式(+分離発注)の特徴
 
●施主が家づくりに積極的に参加することができる
●直接発注のため中間マージンを抑え、大幅なコストダウンが可能
●各工事を担当する業者の顔が見える
●実際に各種工事を行う業者への支払いが明確で透明性が高い
●終了した工事を確認後に支払う出来高払いのため安心で確実
●工事内容を把握でき、メンテナンス意識が高まる
●契約業務や支払いが煩雑で、施主の精神的な負担が増す
●打ち合わせの頻度が高く、時間と手間がかかる
●瑕疵(かし)保証に対する責任の所在があいまいになる可能性がある
●契約内容や決定事項に関するすべての責任を施主が負う
 
 
 
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